素早く安全に避難するために、防災に適した靴を選ぶ

素早く安全に避難するために防災に適した靴の選びかた

地震災害のあとは、ガラス片・釘・がれき等が散乱していることが想像できます。普通のスニーカーでそれらの上を歩いてしまったら簡単に靴底を貫通してしまいます。

もし、避難の途中に足に致命的な傷を負ってしまったら・・・、頭・体・手と防御が必要な箇所はたくさんありますが、足をけがしてしまって災害時に行動不能になることは絶対に避けたい所ですね。

足元の防御を考えるのであれば、現場作業者向けに良い製品がたくさんありますから、安く高性能なものが手に入りやすいです。

日本工業規格(JIS規格)に合格した安全靴とは?

日本工業規格(JIS規格)に合格した安全靴

安全靴の性能は、日本工業規格(JISに定められており耐踏抜き性能というものも定められています。普通作業用で10KN(キロニュートン)の荷重に耐える設計となっており、これはリッターカー約1台分の荷重となります。

耐踏抜き性とはクギなど鋭利なものが表底を貫通し、足裏へのケガを防ぐことを目的とした性能です。これを満たしていると1,100N(約100kg)の力に耐える事が出来ます。

安全靴の基準について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみて下さい。安全靴の厳しい安全基準に驚くと思いますよ。

【安全に避難】JIS基準の安全靴をおすすめする理由を徹底解説

おしゃれなスニカータイプの安全靴

ホームセンターでよく見かけるスニーカーのつま先部分に鉄が入っているものも一般的には「安全靴」と言っていますが、実は「安全靴」と一括りで言っても、全てがJIS規格の性能を満たしているわけではないのです。

真の力を持った安全靴とは、基準をきっちりと満たした製品で、以下のようなマークが付与されていますので見分けがつきます。

単にスニーカーのつま先に鉄板が入ったものは、JISの耐踏抜き性能の基準を満たしていない製品もありますから、購入時は注意が必要です。

スニーカータイプの安全靴の基準も、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

【安全に避難】JIS基準の安全靴をおすすめする理由を徹底解説

安全靴に頼りっぱなしでは駄目、事前に安全確認を!

安全靴に頼りっぱなしでは駄目、事前に安全確認を

いくら安全靴でも限度を越える重量物に耐えることは出来ません。例えば鉄骨が落ちてくる、あるいは予期せぬ建物の倒壊に巻き込まれたらもうどうしようもありません。

しっかり周囲を見ながら行動し、避難所までに老朽化した建築物等が無いかどうかを事前に確認しておくだけでも、このリスクはだいぶ減ります。安全靴頼みにならず、自分でリスクを減らす準備が必要です。

運動靴 + 踏み抜き防止インソールで手軽に強化


製品名 TRUSCO(トラスコ) 踏み抜き防止板入 インソール M TIS-M
耐踏み抜き 1100N以上
その他の特徴 EVAスポンジ抗菌防臭処理済ドライメッシュ


踏み抜き防止インソールは、安価な運動靴も踏み抜き防止の安全靴に変える事が出来るすぐれものです。コストを抑えたい時の選択肢として検討して下さい。ステンレス鋼板素材等で出来ているため、靴底からの釘やガラス片等の貫通を防いでくれます。

踏み抜き防止インソールにも性能があり、「JIS規格の耐踏抜き性能と同等(1100N)の性能を有している」と商品説明に記載されているものを選択すると良いでしょう。

防災に特化した濡れない防水靴下製品


被災した日が雨だった場合には靴下が濡れ大変不快な状態となります、そのまま放置しておくと夏場は大変不衛生で、冬場は最悪しもやけになってしまいます。ご紹介している製品はかなりの防水性能を持っているようなので、1次持ち出し品に加えておくと良いかもしれませんね。

スリッパ・上履きは避難所内の行動で役立つシーンも

スリッパ・上履きは避難所内の行動で役立つシーンもある

「スリッパ」は避難所内での行動で意外に役に立ったと言う声があります。裸足ですと危険ですし、やはり不特定多数の人が頻繁に出入りしますので床は大変汚れており、靴下のままではすぐに汚れてしまいます。

防災に役立つ靴の選択方法 まとめ

防災に役立つ靴の選択方法 まとめ

足元の防御を固めることのメリットは、なにも避難する時に限った話ではありません。2次持ち出し品をとりに一時帰宅するときや避難場所でのボランティア活動、捜索に協力するときにも威力を発揮します。くれぐれもヤワな靴で行動が制限されることのないようにしっかりと準備して頂きたいと思います。

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