防災に適した【飲料水】の選び方/必要量/備蓄方法を徹底解説!

防災に適した飲料水の選び方/必要量/備蓄方法を徹底解説

単純に水といっても様々な種類があります。例えば、水道水、天然水、純水、アルカリイオン水など精製方法や採水地によって様々です。これらを防災の視点から「どのような」水を「どれくらいの量」揃えるとよいか?今回は一緒に考えていきましょう。

避難生活に最低限必要な水の量を計算してみよう

避難生活に最低限必要な水の量を計算してみよう

1次持ち出し品として準備しておく飲料水は、3日分が良いでしょう。その後、支援物資の補給が滞り長期化したときのことを考えて、さらに2次持ち出し品として追加で5日分を備蓄しておくと良いと思います。

成人一人あたり1日の水分消費量は最低でも1.5~2.0リットル、すなわちペットボトル大1本分となりますから、最低でも 3 + 5 = 8本分必要と言うことになります。ご家族3人分であれば 8 × 3 = 24本程度が必要となる計算です。

避難生活や備蓄に適した水の種類や精製方法とは?

避難生活や備蓄に向いている水の種類や精製方法

命名方法や精製方法は様々ですが、概ねどのような水を購入しても未開封であれば1年程度は保存出来ると言われていますから、基本的にはお口に合うかどうかで選んでもらって良いでしょう。

ミネラルウォーターは、皆さん一度は自動販売機やスーパーなどで購入してその飲みやすさや、味がわかっているでしょうから、それ以外のお水を一度購入してどのように違うのか飲みやすさなどを確かめておくと良いでしょう。

では、飲料水の種類を詳しく見ていきましょう。

ミネラルウォーター・天然水







採水地の水質がキレイであることを確認した上で「濾過」し、製品によってはさらに「加熱殺菌します。「風味」を損なわない程度にきれいにしている、と言った表現が正しいでしょう。それでも未開封であれば1年程度は持ちます。日本人であれば、軟水のミネラルウォーターが最も口に合う種類の飲料水となります。

不純物をフィルターで徹底的に除去したRO水


製品名 赤穂化成 やさしい純水 (RO水) 2L PET
賞味期間 メーカー製造日より2年
産地 高知県
ブランド 赤穂化成


逆浸透膜(RO膜)を使用して不純物を徹底的に取り除いた水です。細菌や鉱物、放射性物質まで除去している超クリーンな水です。当然「ミネラルウォーター・天然水」より保存期間は長くなります。

風味や飲みやすさと言った点では、ミネラルウォーターや天然水に劣りますから、製品によってはきれいにしたRO水に後からミネラルを添加したりしています。

備蓄を考えて生み出された長期保存水



5年~10年と保存がきく飲料水で、震災時の飲料水の備蓄として注目されています。長期保存水は、ミネラルウォーターの工程に加えさらに「不純物除去」、「加熱殺菌」処理をクリーンルーム等で行います。

強度のあるペットボトルに充填されているため、お家の外に放置しておいても劣化しづらく、長期保存が出来るというわけですね。災害の備えとして備蓄を考えた場合、大変適した水であると言えるでしょう。

意外に知らない軟水と硬水の違いについて知っておこう

硬度が 120mg/リットル以下の水を「軟水」といい120mg/リットル以上の水を「硬水」といいます。カルシウムとマグネシウム等のミネラルがたくさん含まれている水を硬水と言います。

水を買うときは、軟水なのか硬水なのかを必ず確認しておいたほうが良いです。というのも仮に「硬水」だった場合は、ミネラルを多量に含んでいるため赤ちゃんや飲み慣れない方が多量にのんでしまうと最悪、下痢の原因になることもあります。

日本の水道水は「軟水」ですから、普段飲み慣れたものにすべきでしょう。災害時で栄養が不足しているからといってミネラル補給を考えて飲み慣れない「硬水」を備蓄しておくのは、いざという時に少々リスクがあるでしょう。

おすすめの飲料水のストックは結局どれ?

長期保存水を買ってそのままにしておいてもよいのですが、おすすめは飲みやすく手に入りやすいミネラルウォーター・天然水を古いものから定期的に消費(ローテーション)していく備蓄方法です。

この備蓄(ストック)をローテーションさせると言う考え方は、災害時の効率的な備蓄に対する考え方に基づくものです。簡単に言うと防災用品のストックを生活の一部として消費してしまうと言う考え方になります。詳しい内容は以下の記事を参考にして下さい。

ローリングストックで防災グッズを効率よく備蓄するコツとは?

上記の記事の備蓄方法が「どうも自分に合わなそうだな・・・」という方は、震災などのために開発された長期保存水を備蓄しておくと良いと思われます。

飲料水を備蓄しておく環境のポイント

飲料水を備蓄しておく環境のポイント

当然野ざらしでおいておくと品質の劣化が早まってしまいますから、備蓄環境のポイントを整理しておきます。数日単位であれば品質に問題なくても、多くの方は、購入したらしっぱなし・・・なんてことも考えられますので保存の状態は大切です。

備蓄方法のポイント!
  • 直接風雨に晒されたりする場所は避ける
  • 極端に風通しが悪く湿った場所は避ける
  • 高温、直射日光を避けて常温で保存
  • 香りが強いもののそばに置かない
  • 一度開封したものは備蓄しない

防災に適した【飲料水】の選び方のおさらい

防災に適した【飲料水】の選び方のおさらい

一般的なペットボトルでは、おおよそ1年ほどで賞味期限が切れます。保存状態が悪いと劣化は早まってしまいます。特に2次持ち出し品は、屋外や車の中においておくことになりますから当然、劣化が早まってしまうのです。

長期保存可能な水でも約5年程で賞味期限が来てしまいます。しかし、あくまで賞味期限ですので未開封の状態であれば問題なく飲めはしますが、風味の問題や長期放置による雑菌混入の心配がつきまといます。

いざという時に飲めない状態では困りますから、定期的に買い替える、あるいは古いものから使用していく事を心がけ備蓄には比較的新しい飲料水が回るようにしましょう。

コメントは受け付けていません。